AWS S3 の AccessDenied エラー:原因と解決策

エラーの概要 AWS S3 の AccessDenied エラーは、IAM ポリシーの不足、バケットポリシーの明示的な拒否設定、またはオブジェクトの ACL 設定によって、リソースへのアクセスが拒否されたときに発生します。認証情報は正常に認識されているものの、権限がない状態です。 実際のエラーメッセージ例 { "Error": { "Code": "AccessDenied", "Message": "Access Denied" } } An error occurred (AccessDenied) when calling the GetObject operation: Access Denied エラーメッセージの読み方: AccessDenied → HTTP ステータスコード 403 に相当。認証は成功したが権限がない Access Denied → リソースへのアクセスが拒否されていることを示すメッセージ リクエスト元の AWS アカウント・IAM ユーザー・ロールが、実行しようとしたアクション(s3:GetObject など)を許可されていない よくある原因と解決手順 原因1:IAM ポリシーで必要なアクションが許可されていない S3 バケットにアクセスするユーザー・ロール・サービスに対して、s3:GetObject、s3:PutObject などの必要な権限が付与されていない場合に発生します。特に新規に作成した IAM ユーザーや、特定のバケットに限定したアクセスに構成した際に起きやすいです。 Before(エラーが起きるコード): { "Version": "2012-10-17", "Statement": [ { "Effect": "Allow", "Action": [ "s3:ListBucket" ], "Resource": "arn:aws:s3:::my-bucket" } ] } After(修正後): { "Version": "2012-10-17", "Statement": [ { "Effect": "Allow", "Action": [ "s3:ListBucket" ], "Resource": "arn:aws:s3:::my-bucket" }, { "Effect": "Allow", "Action": [ "s3:GetObject", "s3:PutObject" ], "Resource": "arn:aws:s3:::my-bucket/*" } ] } ✅ 修正後の確認: ...

2026年6月26日 · ErrorLog

AWS S3 の NoSuchKey エラー:原因と解決策

エラーの概要 AWS S3の NoSuchKey エラーは、指定したキー(オブジェクトパス)がバケット内に存在しないことを示すHTTP 404エラーです。このエラーが発生すると、GetObject、HeadObject、DeleteObject などのオブジェクト操作は失敗し、「The specified key does not exist.」というメッセージが返されます。一見すると「オブジェクトがないこと」を示していますが、実際にはキーの指定ミスやプレフィックスの誤り、大文字小文字の区別、削除済みオブジェクトの参照など、複数の原因が絡むことが多いため、正確な診断が重要です。 実際のエラーメッセージ例 { "Error": { "Code": "NoSuchKey", "Message": "The specified key does not exist." }, "ResponseMetadata": { "HTTPStatusCode": 404, "HTTPHeaders": { "content-type": "application/xml" } } } エラーメッセージの読み方: "Code": "NoSuchKey" → S3が返すエラーコード。指定したキーがバケット内に存在しないことを示す "Message": "The specified key does not exist." → 詳細な説明。リクエストで指定されたオブジェクトがバケットに見つからなかったことを意味する "HTTPStatusCode": 404 → HTTP ステータスコード。リソースが見つからないことを示す標準的な応答 content-type: application/xml → S3がXML形式でエラーレスポンスを返していることを示す よくある原因と解決手順 原因1:キー名のスペルミス、パス区切りの誤り S3のキーは大文字小文字を区別し、ファイルパスの階層は スラッシュ(/) で区切られます。my-file.txt と my_file.txt は異なるキーであり、folder/file.txt と folder\file.txt も区別されます。これらのわずかなスペルミスや区切り文字の誤りが NoSuchKey エラーの最も一般的な原因です。 Before(エラーが起きるコード): import boto3 s3 = boto3.client('s3') bucket_name = 'my-bucket' key = 'documents/my-file.txt' # キーが実際には 'documents/my_file.txt' で存在する response = s3.get_object(Bucket=bucket_name, Key=key) # NoSuchKey エラーが発生 After(修正後): ...

2026年6月26日 · ErrorLog

AWS S3 の NoSuchBucket エラー:原因と解決策

エラーの概要 AWS S3 の NoSuchBucket エラーは、指定したバケット名が存在しない、またはそのバケットにアクセス権限がない場合に発生します。バケット名のスペルミスや、別のリージョンに存在するバケットを現在のリージョン設定で参照しようとした場合、あるいは既に削除されたバケットにアクセスしようとした場合に起こります。 実際のエラーメッセージ例 { "Error": { "Code": "NoSuchBucket", "Message": "The specified bucket does not exist" } } 別の環境では、以下のようなエラーが表示されることもあります。 An error occurred (NoSuchBucket) when calling the GetBucketLocation operation: The specified bucket does not exist エラーメッセージの読み方: NoSuchBucket → HTTP エラーコード:指定されたバケットが見つからないことを示す The specified bucket does not exist → メッセージ本文:バケットが存在していない、またはアクセス権限がない状態 GetBucketLocation operation → 実行しようとしていたオペレーション:この例ではバケットロケーション情報の取得 よくある原因と解決手順 原因1:バケット名のスペルミス バケット名を誤って入力していることが最も一般的な原因です。AWS S3 のバケット名は大文字小文字を区別し、グローバルに一意である必要があります。タイプミスや大文字・小文字の誤りがあると NoSuchBucket エラーが発生します。 Before(エラーが起きるコード): aws s3 ls s3://my-data-bucket/ 実際のバケット名が my-data-bucket ではなく my-data-bucket-prod の場合、このコマンドは NoSuchBucket エラーを返します。 After(修正後): aws s3 ls s3://my-data-bucket-prod/ ✅ 修正後の確認: ...

2026年6月25日 · ErrorLog