一言でいうと
ジッタとは、デジタル信号が送られるときの「タイミングのズレ」のことです。予定より早く来たり遅く来たりする現象を指します。
もう少し詳しく
ジッタをわかりやすく説明するために、電車に例えてみましょう。
普通、電車は毎日同じ時間に駅に到着します。でもときどき遅延して予定より遅く着くことがあります。ジッタは、この「到着時間のズレ」と同じ考え方です。
デジタル機器の中では、電気信号が一定のタイミングで送受信されることになっています。ところが、実際には完璧なタイミングを保つのは難しく、ほんのわずかな時間のズレが生じます。これがジッタです。
ジッタが大きいと、信号の受け取り側が「これはいつの信号なのか?」と判断しづらくなり、データが正しく読み込めなくなることもあります。映像や音声の乱れ、ネットワークの遅延などが生じる原因になります。
よく使われる場面
エラーログやシステム監視のツールでは、ネットワーク通信の品質が悪いときに「ジッタが高い」と表示されることがあります。これはデータが安定して送られていない状態を示しています。
また、動画配信やオンライン通話で声や映像がカクカクする場合、ジッタが原因の一つかもしれません。
関連する言葉
- 遅延(ちえん):データが送られてから受け取るまでの時間
- レイテンシ:遅延と同じ意味。ジッタはこの遅延の「ばらつき」を表します
- 安定性:ジッタが小さいほど、通信や処理が安定していることになります